【DJI Osmo Mobile SEレビュー】コンパクトで多機能な3軸スマホジンバル

DJI Osmo Mobile SEレビュー

商品名: DJI Osmo Mobile SE
キャッチコピー: 折りたたみ式で持ち運びやすい!高性能スマホジンバル
カテゴリ: スマートフォン用ジンバル・スタビライザー
販売元: DJI
価格: 9,680円(記事制作時点での価格)
発売日: 発売中
商品リンク(アフィリエイトではありません):https://www.amazon.co.jp/dp/B0B7XCG225

DJI Osmo Mobile SEは、スマートフォンで滑らかな動画撮影を可能にする3軸ジンバルです。コンパクトな折りたたみ設計と多彩な撮影機能を備え、動画クリエイターからカジュアルユーザーまで幅広く対応する製品です。

商品の特徴

  • 3軸スタビライザーによる滑らかな動画撮影
  • コンパクトな折りたたみ設計で持ち運びに便利
  • ActiveTrack 6.0による被写体自動追跡機能
  • ShotGuidesとLightCutアプリによる簡単撮影・編集
  • Apple Watchによる遠隔操作機能
  • マグネット式クイックリリースでスマホの着脱が容易
  • 最大重量290gまでのスマートフォンに対応
  • 新搭載のステータスパネルで各種情報を確認可能

DJI Osmo Mobile SEの魅力

1. 滑らかな映像を実現する3軸スタビライザー

Osmo Mobile SEの最大の特徴は、高性能な3軸スタビライザーです。手振れを効果的に補正し、歩きながらや動きの多いシーンでも、プロフェッショナルのような滑らかな映像を撮影できます。次世代の制御アルゴリズムにより、リアルタイムでジンバルの姿勢を調整し、安定した映像を維持します。

2. コンパクトで携帯性に優れたデザイン

折りたたみ式のデザインを採用し、展開時の大きさは276×111.5×99 mm、折りたたみ時は167×108.5×46.5 mmとコンパクトです。重量もわずか352gで、バッグやポケットに入れて気軽に持ち運べます。旅行や日常的な撮影シーンで、いつでも高品質な動画撮影が可能になります。

3. 進化したActiveTrack 6.0

最新のActiveTrack 6.0技術により、被写体の自動追跡性能が大幅に向上しました。被写体が動いたり、一時的に視界から消えたりしても、ジンバルが自動的に追従し続けます。これにより、スポーツシーンやアクティブな被写体の撮影でも、安定した映像を維持できます。

4. 直感的な操作と多彩な撮影モード

新たに搭載されたステータスパネルにより、バッテリー残量やジンバルモードなどの情報をひと目で確認できます。また、フォロー、チルトロック、FPV、スピンショットなど、多彩なジンバルモードを簡単に切り替えられます。タイムラプスやモーションラプス、パノラマなどの特殊な撮影モードも搭載し、創造的な映像制作をサポートします。

5. 便利なアプリ連携機能

専用アプリ「DJI Mimo」との連携により、撮影ガイドや簡単な動画編集が可能です。ShotGuides機能は、撮影シーンに合わせたガイドを提供し、初心者でもプロのような映像を撮影できます。また、LightCutアプリを使用すれば、AIを活用したワンタッチ編集や豊富なテンプレートを利用した動画制作が可能です。

編集部員Impression

DJI Osmo Mobile SEを実際に使用してみて、その使いやすさと高性能さに感銘を受けました。まず、その携帯性の高さが印象的です。折りたたむとスマートフォンとほぼ同じサイズになるため、カバンの中でもかさばらず、いつでも撮影の準備ができる状態を保てます。

実際の撮影では、3軸スタビライザーの効果に驚かされました。歩きながらの撮影や、走っている子供を追いかけながらの撮影でも、驚くほど安定した映像が得られました。手持ちで撮影していたときとは比較にならないほど、プロフェッショナルな仕上がりになります。

ActiveTrack 6.0の性能も秀逸です。動きの速い被写体や、一時的に障害物に隠れる被写体でも、ほとんど途切れることなく追跡し続けることができました。スポーツイベントやペットの撮影など、動きの多いシーンでの使用に特に適していると感じました。

操作性も非常に優れています。新しく搭載されたステータスパネルのおかげで、現在の設定やバッテリー残量を即座に確認できるのが便利です。また、ジンバルモードの切り替えも、パネル上のボタンで簡単に行えるため、撮影中でもスムーズに対応できます。

DJI Mimoアプリとの連携も、撮影の幅を大きく広げてくれます。ShotGuides機能は、初心者にとって特に有用で、様々な撮影シーンでプロのようなショットを簡単に撮影できるようになります。また、LightCutアプリを使用した編集機能も、撮影した動画を素早くSNS向けのコンテンツに仕上げられるので重宝しました。

バッテリー性能も十分で、一日中の撮影でもほとんど心配することはありませんでした。充電も比較的速く、短時間の充電で十分な使用時間を確保できます。

価格面でも、9,680円という設定は、提供される機能と性能を考えると非常にリーズナブルだと感じます。プロ級の映像安定性と多彩な撮影機能を、この価格で手に入れられるのは大きな魅力です。

強いて欠点を挙げるとすれば、スマートフォンの装着に少し慣れが必要な点でしょうか。マグネット式のクランプは便利ですが、最初は適切な位置に取り付けるのに少し時間がかかることがあります。ただし、これも使用回数を重ねればすぐに慣れる程度の問題です。

総合的に見て、DJI Osmo Mobile SEは、スマートフォンでの動画撮影を次のレベルに引き上げてくれる素晴らしいツールだと言えます。動画制作に興味のある方、旅行や日常の思い出を美しく記録したい方、そしてSNSで質の高いコンテンツを発信したい方にとって、非常に価値のある製品だと確信しています。