目次
商品情報
- 商品名: グリムグリモア OnceMore
- キャッチコピー: 15年の時を経て蘇る、魔法ファンタジーRTS!
- カテゴリ: ゲームソフト
- 販売元: 日本一ソフトウェア
- 価格: 3,700円（記事制作時点での価格）
- 発売日: 発売中
- 商品リンク（アフィリエイトではありません）: https://www.amazon.co.jp/dp/B09XM8FDRF/
導入文
2007年にPS2で発売された『グリムグリモア』が、15年の時を経てNintendo Switchで蘇った! 『十三機兵防衛圏』で知られるヴァニラウェアが手掛けた本作は、美麗なビジュアルと独特の世界観で多くのファンを魅了してきた。今回のリメイク版では、グラフィックの高解像度化や新システムの追加など、大幅な進化を遂げている。魔法使いの少女リレが繰り返される5日間の中で謎を解く、魔法ファンタジーRTSの世界に飛び込もう!
商品の特徴
- 美麗なビジュアルで描かれる魔法ファンタジー世界
- リアルタイムストラテジー(RTS)形式の戦闘システム
- 繰り返される5日間の中で謎を解くタイムループストーリー
- フルHD対応による鮮明なグラフィック
- 新システム「大魔法」と「スキルツリー」の追加
- キャラクターボイスの完全新規録り下ろし
- 戦闘中の早送り機能の実装
- 4種類の「大魔法」による戦況を一変させる新たな戦略
本文
美麗ビジュアルで描かれる魔法ファンタジーの世界
『グリムグリモア OnceMore』の最大の魅力は、ヴァニラウェア特有の美麗なビジュアルだ。今回のリメイクでは、フルHD対応により、緻密に描き込まれたキャラクターや背景がより鮮明になった。また、画面比率がワイドになったことで、戦闘時の視認性も大幅に向上している。
物語は、魔法学校「銀の星体の塔」に入学した少女リレ・ブラウを中心に展開する。入学から5日後、塔に災厄が襲いかかり、リレを除いた全員が命を落としてしまう。しかし、不思議な力で時を遡り、リレは5日前の入学の日に目を覚ます。この「5日間」を繰り返しながら、リレは塔の謎を解き明かし、迫り来る災厄を防ぐために奮闘する。
RTSとタイムループが織りなす独特のゲームプレイ
本作の戦闘システムは、リアルタイムストラテジー(RTS)形式を採用している。プレイヤーは、グリモア(魔道書)の力を借りて使い魔を召喚し、自陣を守りながら敵陣を攻略していく。妖精、ゴーレム、悪魔、ドラゴンなど、様々な種類の使い魔が登場し、それぞれが個性的な能力を持っている。敵との相性を考え、有利に戦える使い魔を召喚することが攻略の鍵となる。
タイムループ要素と組み合わさることで、プレイヤーは前回のループで得た情報や経験を活かしながら、少しずつ真相に迫っていく。この独特の展開が、プレイヤーを物語の深みへと引き込んでいく。
新システムの追加でより戦略性アップ
今回のリメイクでは、新たに「大魔法」と「スキルツリー」というシステムが追加された。「大魔法」は戦闘時に使用可能な4種類の強力な魔法で、広範囲にダメージを与える”マナバースト”や、傷ついた味方を回復させる”リザレクション”など、戦況を一変させる力を持つ。
「スキルツリー」では、魔法陣や使い魔の強化が可能になった。各ステージに設定されたミッション(課題)をクリアすることでコインを入手し、それを使って能力を強化していく。これにより、プレイヤーの戦略の幅が大きく広がっている。
完全新規録り下ろしのボイスで物語に新たな息吹を
キャラクターボイスも完全に新規録音され、オリジナル版からキャストが一新された。ドラマパートだけでなく、戦闘中にもリレや仲間たちのボイスが追加され、より臨場感のある体験が可能になっている。
編集部員Impression
「『グリムグリモア OnceMore』は、15年前の名作が現代のゲーム環境に見事に適応した、素晴らしいリメイク作品だと感じました。まず目を引くのは、やはりヴァニラウェア特有の美麗なビジュアル。フルHD化により、緻密に描き込まれたキャラクターや背景の魅力が存分に引き出されています。
ゲームプレイ面では、RTSとタイムループという独特の組み合わせが、今でも新鮮な魅力を放っています。特に、今回追加された「大魔法」システムにより、戦略の幅が大きく広がったと感じました。ピンチの時に大魔法を放ち、戦況を一変させる瞬間は非常に爽快です。
ストーリーも、繰り返される5日間の中で少しずつ真相に迫っていく展開が、プレイヤーを飽きさせません。キャラクターたちの個性も立っており、彼らの成長や変化を見守るのも本作の大きな魅力です。
一方で、RTSという性質上、戦闘に時間がかかる場面も多々あります。今回追加された早送り機能は、この問題を緩和する良い改善点だと思います。ただ、それでもRTSが苦手な人にとっては、やや難しく感じる場面もあるかもしれません。
また、ノーマル難易度でもかなりの難しさを感じる場面があり、RPG初心者には少しハードルが高いかもしれません。しかし、やり込み要素の多さや育成の楽しさを考えると、RPGファンにとっては十分に魅力的な作品だと言えるでしょう。
総プレイ時間は約30時間程度でしたが、全ての謎を解き明かし、真のエンディングを見るためには、さらに長い時間が必要になると思います。美麗なビジュアルと独特のゲームシステム、そして深みのあるストーリーを楽しみたいRPGファンにとっては、非常にお勧めの一作です。」(ゲーム担当 M)
