【ラジルギ2 レビュー】18年ぶりに復活した電波系シューティングの最新作

ラジルギ2 レビュー

商品情報:

  • 商品名: ラジルギ2
  • キャッチコピー: 18年ぶりに復活した電波系シューティングの最新作
  • カテゴリ: ゲームソフト
  • 販売元: BEEP秋葉原
  • 価格: 4,677円(記事制作時点での価格)
  • 発売日: 2024年3月28日発売予定
  • 商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B0CG9KNWMC/

導入文

レトロゲームの老舗ブランド「BEEP秋葉原」が放つコンシューマゲーム第二弾、「ラジルギ2」がついに登場。電波系シューティングゲームとして人気を博した初代から18年、独特の世界観はそのままに、新たな魅力を携えて帰ってきた。

商品の特徴

  • 2種類の異なる性能を持つ自機を操作可能
  • 全5ステージの縦スクロールシューティング
  • 初代「ラジルギ」も収録
  • 特徴的なサウンドと独特の世界観
  • 200人以上の応募者から選ばれた声優によるキャラクターボイス
  • 様々な体験ができる「オーダーシステム」搭載
  • 12才以上対象のゲーム内容(CEROレーティング審査中)

本文

2種類の自機で楽しむ新たなゲームプレイ

「ラジルギ2」の最大の特徴は、2種類の異なる性能を持つ自機を操作できる点だ。ダブルスティックで操作する「村雨(むらさめ)」は、敵やアイテムを獲得して自機が進化し、レーザーや回転斬りなどの強力な攻撃を繰り出せる。一方、どこか懐かしい「固地老(こじろう)」は、ショットとボムで敵機を倒していく、往年のシューターも満足する操作感が魅力だ。

独特の世界観とサウンド

「ラジルギ」シリーズの特徴である独特の世界観とサウンドは健在だ。トゥーンでポップな電波系シューティングの雰囲気は今も色褪せず、当時の面白さをそのままに楽しめる。さらに、本作ではオール新曲でゲームを盛り上げており、シリーズファンも新規プレイヤーも楽しめる内容となっている。

声優オーディションで選ばれたキャラクターボイス

本作では、プロ・アマ問わず開催された声優オーディションで、200人以上の応募者の中から選ばれた4人のキャストがキャラクターボイスを担当している。独特な世界観を壊すことなく華やかに彩る声優陣の演技は、ゲームの魅力をさらに引き立てている。

「オーダーシステム」による多様なプレイ体験

「オーダーシステム」と呼ばれる新機能により、プレイヤーは出撃前に様々な設定を切り替えることができる。これにより、異なる敵機と遭遇したり、様々な体験ができるようになっている。オーダーごとのクリアを目指すことで、リプレイ性も高まっている。

初代「ラジルギ」も収録

本作には、2005年にゲームセンターで稼働し好評を博した初代「ラジルギ」も収録されている。当時の面白さをそのままに楽しめるため、シリーズファンにとっては嬉しい要素となっているだろう。

編集部員Impression

「『ラジルギ2』は、電波系シューティングの魅力を現代に蘇らせた意欲作です。特に印象的だったのは、2種類の自機による異なるプレイ感覚。『村雨』の進化していく爽快感と、『固地老』の王道的な操作感は、プレイスタイルの幅を広げてくれます。

ゲームプレイに関しては、シリーズ特有の『敵と重なっても即死しない』システムが健在で、通常のシューティングとは一線を画す独特の緊張感があります。また、『オーダーシステム』の導入により、リプレイ性も大幅に向上しています。

サウンド面も素晴らしく、シリーズの特徴である電波的な雰囲気を見事に表現しています。新曲も良質で、プレイの高揚感を更に高めてくれます。

声優オーディションで選ばれたキャストによるボイスも魅力的で、キャラクターたちの個性をより引き立てています。ストーリーや世界観への没入感が増した印象です。

ただし、シリーズ未経験者にとっては、最初は独特のゲーム性に戸惑う可能性もあります。敵の硬さや、通常のシューティングとは異なる攻略方法に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

また、初代『ラジルギ』の収録は嬉しい要素ですが、シリーズファン以外にとっては、新作だけで十分だったかもしれません。その分、価格が少し高めに感じる人もいるかもしれません。

総じて、『ラジルギ2』はシリーズファンはもちろん、新しいタイプのシューティングゲームを求めるプレイヤーにもおすすめできる一本です。独特の世界観とゲーム性、そして新たな要素の追加により、長く楽しめる作品に仕上がっています。電波系シューティングの魅力を存分に味わいたい方は、ぜひプレイしてみてください。」