【災難探偵サイガ レビュー】不運が武器!? コミカルでミステリアスな新感覚アドベンチャー

災難探偵サイガ レビュー

商品名: 災難探偵サイガ 名状できない怪事件
キャッチコピー: 不運が武器!? コミカルでミステリアスな新感覚アドベンチャー
カテゴリ: ゲームソフト
販売元: コナミデジタルエンタテインメント
価格: 3,715円(記事制作時点での価格)
発売日: 発売中
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B0BPGHCXTJ

アドベンチャーゲームファンの皆さん、お待たせしました!CGスタジオ ディッジが送る完全新作『災難探偵サイガ』がついにNintendo Switchに登場です。コミカルなタッチとクトゥルフ神話のエッセンスが融合した、ユニークな物語の世界へ飛び込みましょう!

商品の特徴

  • ディッジ初のコンシューマーパッケージタイトル
  • コミカルタッチの6章構成ストーリー
  • クトゥルフ神話のエッセンスを随所に盛り込んだオカルト・ミステリー
  • 「童提灯」シリーズの黒史郎による小説と、おおぐろてんによる挿画
  • 「世界最恐の大大大・猛不運」を武器とするユニークな主人公
  • 初回限定特典として小説・サウンドトラックCD同梱(数量限定)

不運が武器の新感覚探偵物語

『災難探偵サイガ』の最大の魅力は、「世界最恐の大大大・猛不運」を武器とする主人公・天堂サイガです。通常の探偵物語とは一線を画すこの設定が、予測不可能な展開と笑いを生み出します。個性的な住人が暮らす「祭鳴町」を舞台に、サイガの不運が巻き起こす騒動と、それを解決していく過程が楽しめます。

コミカルとミステリーの絶妙な融合

本作は、コミカルなタッチのストーリーに、クトゥルフ神話のエッセンスを随所に盛り込んだオカルト・ミステリーとなっています。笑いあり、謎ありの展開は、プレイヤーを飽きさせません。全6章からなるテンポの良いストーリーは、一気に読み進めたくなる中毒性があります。

豪華スタッフによる世界観構築

ストーリーは「童提灯」シリーズで知られる黒史郎が担当。彼の独特の世界観と、おおぐろてんによる印象的な挿画が、ゲームの魅力をさらに引き立てています。テキストアドベンチャーの醍醐味である「読む楽しさ」を存分に味わえる作品となっています。

初回限定特典も魅力的

初回限定特典として、小説とサウンドトラックCDが同梱されています。ゲーム本編だけでなく、異なる媒体でも作品世界を楽しめるのは嬉しいポイントです。ただし、数量限定なので入手はお早めに。

編集部員Impression

「ユニークな設定に惹かれて本作をプレイしましたが、予想以上に楽しい体験でした!特に印象的だったのは、主人公サイガの「不運」が物語を動かす重要な要素となっている点です。通常のミステリーでは主人公の推理力や観察力が物語を進めますが、本作では予測不可能な「不運」が謎を解く鍵となることも。この斬新な展開に、何度も驚かされました。

ストーリーのテンポも良く、コミカルな描写とミステリアスな展開のバランスが絶妙です。クトゥルフ神話のエッセンスも随所に感じられ、笑いながらもゾクッとする場面も。この独特の雰囲気が、本作の大きな魅力だと感じました。

グラフィックもコミカルなタッチながら丁寧に作り込まれており、キャラクターの表情や動きが豊かで見ていて飽きません。特におおぐろてん氏の挿画は秀逸で、ゲーム内の重要なシーンを印象的に彩っています。

ただし、本作はテキストアドベンチャーゲームの王道を行く作品です。そのため、アクション性やパズル要素を求める人には物足りなく感じるかもしれません。また、選択肢も多くはないので、プレイヤーの自由度はそれほど高くありません。

それでも、独特の世界観とストーリー展開を楽しみたい人、コミカルなタッチの中にミステリアスな要素を求める人には、強くおすすめできる一作です。初回特典の小説とサウンドトラックCDも、作品世界をより深く楽しめる嬉しい追加要素となっています。

アドベンチャーゲームファンはもちろん、ユニークな物語体験を求める全てのゲーマーに、ぜひプレイしてほしい注目作です!」