【ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ】壮大な物語と革新的システムが織りなす、究極のFFリマスター作品

ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ

商品名:ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ
キャッチコピー:壮大な物語と革新的システムが織りなす、究極のFFリマスター作品
カテゴリ:ゲームソフト
販売元:スクウェア・エニックス
価格:5,227円(記事制作時点での価格)
発売日:2019年4月25日
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B07MQK5L8V

PS2で発売され、全世界で610万本の大ヒットを記録した「ファイナルファンタジーXII」が、さらに進化してNintendo Switchに登場! 本作「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」は、オリジナル版の魅力をそのままに、現代のゲーマーも満足できる新たな要素を追加した意欲作だ。

商品の特徴

  • 壮大な物語と魅力的なキャラクターたち
  • 革新的な「ガンビット」システムによる戦略的バトル
  • 「ゾディアックジョブシステム」による自由度の高いキャラクター育成
  • 高解像度化された美麗グラフィック
  • 生演奏による再録音されたBGM
  • ローディング時間の大幅短縮
  • ハイスピードモードの強化(2倍速度 / 4倍速度)
  • ライセンス(ジョブ)のリセット機能
  • ガンビットセットの拡張(12個×3セット)
  • 「強くてニューゲーム」の強化
  • TVモード、テーブルモード、携帯モードに対応
  • 日本語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、中国語に対応

イヴァリースを舞台に繰り広げられる壮大な物語

本作の舞台は、「ファイナルファンタジータクティクス」でもお馴染みのイヴァリース世界。強大な軍事国家アルケイディア帝国の侵略によって滅ぼされたダルマスカ王国。その2年後、戦禍で家族を奪われた少年ヴァンと、王家で唯一生き残った王女アーシェを中心に物語が展開する。

政治的な駆け引きや、登場人物たちの複雑な人間関係が絡み合う重厚なストーリーは、大人のプレイヤーも満足させる内容だ。

革新的な「ガンビット」システム

本作最大の特徴は、「ガンビット」と呼ばれる戦闘システム。キャラクターの行動をプログラミングするように設定でき、状況に応じて自動で最適な行動を取らせることができる。

例えば「HPが50%以下のキャラクターがいたら回復魔法を使う」「敵の弱点属性の魔法で攻撃する」といった細かい指示が可能。戦略性が高く、プレイヤーの工夫次第で効率的な戦闘が楽しめる。

自由度の高い「ゾディアックジョブシステム」

キャラクター育成システムとして「ゾディアックジョブシステム」を採用。12種類のジョブから1キャラクターにつき2種類を自由に組み合わせられる。

ナイト、モンク、赤魔戦士、ウーランなど、ジョブごとに特徴があり、プレイヤーの好みや戦略に合わせてパーティを編成できる。ジョブの組み合わせによって、キャラクターの個性や役割が大きく変わるのも魅力だ。

美しくなったグラフィックとサウンド

グラフィックは高解像度化され、キャラクターモデルの質感も向上。美しくなった映像で、イヴァリースの世界をより鮮明に体感できる。

BGMは生演奏で再レコーディングされ、より臨場感のある音楽を楽しめる。オリジナル版の音源も収録されており、ゲーム内で切り替え可能なのもファン垂涎のポイントだ。

編集部員Impression

「PS2版、PS4版に続いて3度目のプレイですが、やはり面白い! グラフィックの進化はもちろん、ゲームプレイを快適にする様々な機能が追加されているのが嬉しいポイントです。

特に、ライセンス(ジョブ)のリセット機能は大きな改善点。以前のバージョンでは一度選んだジョブを変更できず、育成に失敗すると詰んでしまう可能性もありました。今回はいつでもリセットできるので、気軽に様々な育成パターンを試せます。

ガンビットセットの拡張も便利。「フィールド探索用」「ボス戦用」など、状況に応じて切り替えられるのは戦略の幅を大きく広げてくれます。

ストーリーは相変わらず重厚で、大人向けの政治ドラマを見ているような感覚。キャラクターの心理描写も丁寧で、特にアーシェの成長には感動しました。ただ、登場人物が多く、最初は関係性を把握するのに苦労するかもしれません。

BGMの素晴らしさは特筆もの。クラシカルで重厚な曲調が、ゲームの世界観にぴったりマッチしています。アレンジ版と原曲を切り替えられるのも嬉しいですね。

欲を言えば、セーブポイントがクリスタルのみなのは少し不便。どこでもセーブができれば、より遊びやすくなったかもしれません。

それでも、壮大な物語、深い戦略性、美しいグラフィックと音楽、そして数々の改善点。FFシリーズファンはもちろん、重厚なRPGを楽しみたい方にもおすすめできる一作です。」(編集部 R.S)