【黄泉ヲ裂ク華 レビュー】1970年代東京を舞台にしたディストピアDRPGが廉価版で登場!

黄泉ヲ裂ク華 レビュー

商品名: 黄泉ヲ裂ク華 EXPERIENCE SELECTION
キャッチコピー: 1970年代東京を舞台にしたディストピアDRPGが廉価版で登場!
商品カテゴリ: ゲームソフト
販売元: エクスペリエンス
価格: 2,918円(記事制作時点での価格)
発売日: 発売中
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B09R7TGSQ8

ダークな世界観で人気を博したDRPGがお買い得価格で再登場!

ダンジョンRPGファンの皆さん、お待たせしました!2020年に発売され、国内外で好評を博した「黄泉ヲ裂ク華」が、お求めやすい価格でNintendo Switchに再登場です。1970年代の東京を舞台に、独特のダークな世界観と奥深いゲームシステムで、プレイヤーを没頭させる一作となっています。

商品の特徴

  • 1970年代の東京を舞台にしたディストピア・ダンジョンRPG
  • 迷宮構造を変化させる「ダンジョンビルド」システム
  • 戦局を左右する「スイッチブースト」システム
  • 「オートマッピング」「自動移動」「高速戦闘」などの充実したサポート機能
  • DRPG初心者でも楽しめる親切設計
  • お求めやすい価格での再登場

独特の世界観と奥深いシステムが魅力のDRPG

1970年代東京のディストピアを探索

本作の舞台は、1979年の東京。新たな資源を生み出す巨大構造体「黄泉」の採掘業務に応募した主人公たちは、ある男の罠により危険な怪物がはびこる迷宮へと閉じ込められてしまいます。プレイヤーは地上を目指し、生き残りをかけた決死の脱出劇に挑むことになります。昭和レトロを感じさせるダークな世界観は、本作の大きな魅力の一つです。

迷宮を自在に変化させる「ダンジョンビルド」

本作の特徴的なシステムの一つが「ダンジョンビルド」です。融合炉から生成される物資「黄泉の花」を使って、迷宮の特定ポイントの構造を扉や橋、はしごなどに変化させることができます。さらに「マモノの花」を設置することで、自分だけの狩り場を作り出すことも可能。これにより、効率的な探索や快適なハクスラ(宝探し)を楽しむことができます。

戦略性を高める「スイッチブースト」

戦闘システムの特徴として「スイッチブースト」があります。これは戦闘中に特定の条件を満たすことで発動する強力な効果で、戦局を大きく左右します。このシステムをうまく活用することで、難敵との戦いを有利に進めることができます。

編集部員Impression

実際にプレイしてみて、まず驚いたのがその世界観の独特さです。1970年代の東京をベースにしたディストピア的な設定は、他のDRPGではなかなか味わえないものでした。ダークでややグロテスクな雰囲気は、好みが分かれるかもしれませんが、没入感は抜群です。

ゲームシステムも非常によく練られています。「ダンジョンビルド」システムは、単なる探索だけでなく、迷宮を自分好みにカスタマイズする楽しさを与えてくれます。また、「スイッチブースト」は戦闘に深みを与え、戦略性を高めてくれています。

初心者への配慮も感じられました。「オートマッピング」「自動移動」「高速戦闘」といったサポート機能は、DRPG未経験者でも快適にプレイできる工夫となっています。ただし、一部のユーザーからは、これらの機能によってゲームが簡単になりすぎているという指摘もあります。

グラフィックスに関しては、ドット絵を中心としたレトロな雰囲気が、ゲームの世界観とマッチしています。ただし、敵のバリエーションが少ないという声もあり、長時間プレイする際に若干の単調さを感じる可能性があります。

音楽も世界観に合った雰囲気のある曲が多く、探索の緊張感を高めてくれます。ただし、曲数が少ないという指摘もあり、この点は改善の余地があるかもしれません。

総合的に見て、「黄泉ヲ裂ク華 EXPERIENCE SELECTION」は、独特の世界観と奥深いゲームシステムを持つ良質なDRPGだと言えるでしょう。特に、ダークな雰囲気のゲームが好きな方、DRPGの新しい形を求めている方にはおすすめです。また、今回の廉価版での再登場により、価格面でのハードルも下がっているので、DRPG初心者の方が挑戦するのにも良いタイミングかもしれません。

ただし、グラフィックや音楽の一部に物足りなさを感じる方もいるかもしれないので、その点は購入前に動画などでチェックしておくことをおすすめします。