【レンドフルール for Nintendo Switch レビュー】美麗グラフィックが魅せる重厚なゴシックロマンス

レンドフルール for Nintendo Switch レビュー

商品情報:
商品名: レンドフルール for Nintendo Switch
キャッチコピー: 唯一無二の世界観! 和洋折衷の圧倒的ヴィジュアルで人気原画師・薄葉カゲローの描く美麗ゴシックロマンス!
カテゴリ: Nintendo Switchゲームソフト
販売元: アイディアファクトリー
価格: 4,873円(記事制作時点での価格)
発売日: 2019年4月25日
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B07N8XLPXS/

女神の意思を継ぐレーヌと4人の騎士たちの物語。美しくも残酷な世界で繰り広げられる、重厚なゴシックロマンスの世界へ誘います。

本作の特徴

  • 薄葉カゲロー氏による美麗なキャラクターデザインとイベントCG
  • 和洋折衷の独特な世界観とゴシックな雰囲気
  • 豪華声優陣による熱演(興津和幸、浪川大輔、近藤隆、KENN、杉田智和 他)
  • 「ラヴィーレ」システムによる独特なゲーム性
  • 複数のエンディングと予想を裏切る展開

圧倒的な美麗グラフィックと重厚な物語

本作最大の魅力は、薄葉カゲロー氏による美麗なグラフィックです。キャラクターデザインはもちろん、イベントCGの一枚一枚が息をのむほど美しく、見るたびに感動を覚えます。和洋折衷の独特な世界観とゴシックな雰囲気が、物語の重厚さをさらに引き立てています。

ストーリーは、単なる恋愛だけでなく、登場人物たちの葛藤や成長、世界の行く末など、スケールの大きなテーマを扱っています。「愛情エンド」と「忠誠エンド」の2種類が用意されており、プレイヤーの選択次第で物語が大きく変化します。特に「忠誠エンド」は切ない展開が多く、泣けるストーリーを求める方にはおすすめです。

独特なゲームシステム「ラヴィーレ」

本作の特徴的なシステムとして「ラヴィーレ」があります。これは会話中に突如現れるミニゲームで、プレイヤーの反応速度と選択が求められます。このシステムにより、物語の展開に直接関与している感覚が得られる一方で、世界観に入り込みづらいと感じる方もいるようです。

編集部員Impression

「レンドフルール」は、美麗なグラフィックと重厚な物語が魅力の作品です。ゴシックロマンスや切ないストーリーを好む方には、強くおすすめできる一作と言えるでしょう。

一方で、従来の乙女ゲームとは異なる部分も多く、人を選ぶ作品でもあります。「ラヴィーレ」システムや、多数のバッドエンディングの存在は、プレイヤーによって評価が分かれるポイントとなっています。

グラフィックと音楽の質は非常に高く、その点では多くのプレイヤーから高評価を得ています。特に、薄葉カゲロー氏のイラストと豪華声優陣の演技は、作品の魅力を大きく引き上げています。

ストーリー面では、スケールの大きさゆえに展開が複雑になりがちで、物語の流れを把握しづらいと感じる方もいるようです。また、主人公ヴィオレットの行動や性格に共感できないという意見も見られました。

総じて、美麗なグラフィックと重厚な世界観を楽しみたい方、切ないストーリーを好む方にはおすすめの作品です。ただし、従来の乙女ゲームとは異なる要素が多いため、事前に特徴をよく理解した上でプレイすることをおすすめします。