【タウンズメン キングダムリビルト コンプリートエディション レビュー】中世の街づくりを極めよ!奥深い王道シミュレーション

タウンズメン キングダムリビルト コンプリートエディション レビュー

商品名: タウンズメン キングダムリビルト コンプリートエディション
キャッチコピー: 中世の街づくりを極めよ!奥深い王道シミュレーション
カテゴリ: ゲームソフト
販売元: THQ Nordic ジャパン
価格: 2,800円(記事制作時点での価格)
発売日: 発売中
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B09SZMCC3X

導入文

中世ヨーロッパを舞台に、あなただけの街を作り上げるシミュレーションゲームが登場!領主となって住民を幸せにし、街を発展させる奥深い体験に没頭しよう。

商品の特徴

  • 中世ヨーロッパを舞台にした本格的な街づくりシミュレーション
  • 32ステージのシナリオモードと33ステージのエンドレスモードを収録
  • 季節や天候の変化など、細やかな環境表現
  • 住民たちの生活を細かく再現したミニキャラクターの動き
  • 追加コンテンツ「海辺の帝国」を同梱したお得な完全版
  • 火災、病気、干ばつ、盗賊の襲撃など、様々な災害への対応が必要
  • 税金の設定や資源管理など、本格的な街運営システム

本文

王道の街づくりシミュレーション

「タウンズメン キングダムリビルト コンプリートエディション」は、中世ヨーロッパを舞台にした本格的な街づくりシミュレーションゲームだ。プレイヤーは没落貴族となり、小さな村の領主として街を発展させていく。

ゲームの基本は、住居や井戸を作って住民を増やし、農場や漁師小屋、パン屋などを建設して食料を確保すること。さらに、税金を集めて街の財政を管理し、徐々に街を大きくしていく。一見シンプルな内容だが、実際にプレイしてみると奥が深い。

細やかな環境表現と住民の動き

本作の魅力の一つは、その細やかな環境表現だ。春夏秋冬の季節変化や刻々と変わる天候が美しく描かれ、中世の街の雰囲気を存分に味わえる。特に、冬の雪景色は美しく、ゲーム内で最も印象的な光景の一つだ。

また、住民たちの動きも細かく再現されている。井戸から水を運んだり、木を伐採したり、狩りをしたりと、忙しく動き回る住民たちの姿はとてもかわいらしく、見ているだけで楽しい。

多彩な災害と難しい街運営

しかし、街づくりは決して楽ではない。火災、病気、干ばつ、そして盗賊の襲撃など、様々な災害が街を襲う。これらの災害にどう対処するかが、プレイヤーの腕の見せどころだ。

特に盗賊の襲撃は厄介で、建物を破壊されたり、物資を略奪されたりするため、適切な防衛策が必要となる。兵舎や見張り塔の建設、兵士の育成など、軍事面の戦略も重要になってくる。

2つのゲームモードで長く楽しめる

本作には、32ステージのシナリオモードと33ステージのエンドレスモードが用意されている。シナリオモードでは、ストーリーやイベントに沿ってクエストをクリアしながら街づくりを進める。一方、エンドレスモードでは、自分のペースで理想の街づくりを楽しむことができる。

これらの2つのモードにより、プレイヤーの好みや気分に合わせて楽しむことができ、長時間の遊びが可能だ。

追加コンテンツ「海辺の帝国」を同梱

本作には、追加コンテンツ「海辺の帝国」が同梱されている。これにより、美しい地中海を舞台にした新たな街づくりを楽しむことができる。軍事用の城や貿易量を増加させる港など、新しい建物や装飾アイテムが追加され、より多彩な街づくりが可能になっている。

編集部員Impression

実際にプレイしてみると、その奥深さに驚かされた。一見シンプルな街づくりゲームに見えて、実際はかなり戦略性の高いシミュレーションゲームだ。

特に印象的だったのは、住民たちの生活が細かく再現されている点。彼らの動きを見ているだけでも楽しく、まるで小さな街のジオラマを覗き込んでいるような感覚を味わえる。

ただし、ゲーム序盤の説明不足は否めない。チュートリアルがやや不親切で、最初は戸惑うこともあるだろう。しかし、数時間プレイすれば徐々にゲームシステムが理解できるようになり、そこからが本当の面白さだ。

災害や盗賊の襲撃など、予期せぬ事態への対応も楽しみの一つ。特に盗賊の襲撃頻度は高めで、時にはストレスを感じることもあるが、それを乗り越えた時の達成感は格別だ。

2,800円という価格も、そのボリュームを考えれば十分にお得だと言える。中世の街づくりに興味がある人や、じっくりとシミュレーションゲームを楽しみたい人にはおすすめの一本だ。