【五等分の花嫁∬ ~夏の思い出も五等分~ レビュー】人気ラブコメの無人島サバイバルADV!五つ子との夏の思い出作りを楽しもう

五等分の花嫁∬ ~夏の思い出も五等分~ レビュー

商品名: 五等分の花嫁∬ ~夏の思い出も五等分~
キャッチコピー: 中野家の五つ子と過ごす、ドキドキの無人島生活!
カテゴリ: ゲームソフト
販売元: MAGES.
価格: 4,972円(記事制作時点での価格)
発売日: 2021年3月25日
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B08QWBH4RD

累計発行部数1300万部を突破した大人気ラブコメ「五等分の花嫁」が、ついにNintendo Switchでゲーム化。完全オリジナルストーリーで描かれる無人島サバイバル生活を通じて、五つ子たちとの夏の思い出作りが楽しめる注目作だ。

商品の特徴:

  • 完全オリジナルストーリーによる無人島サバイバルADV
  • 五つ子たちとの2週間の無人島生活を体験
  • 勉強とレジャーを組み合わせたスケジュール管理システム
  • 豪華声優陣によるフルボイス
  • 多数の描き下ろしイラストとイベントCG
  • 7種類のキャラクタールートと14種類のエンディング
  • 限定版には特典ドラマCD5枚組を同梱

無人島で繰り広げられる五つ子との夏物語

本作の最大の魅力は、アニメや原作では描かれなかった完全オリジナルストーリー。夏休みに五つ子のプライベートアイランドに招待された風太郎と妹のらいはだったが、突然の嵐によって2週間の無人島サバイバル生活を余儀なくされる。この予想外の状況下で、風太郎と五つ子たちがどのような絆を深めていくのか、ハラハラドキドキの展開が楽しめる。

スケジュール管理で五つ子たちを育成

ゲームシステムの核となるのが、スケジュール管理。プレイヤーは風太郎となって、五つ子たちの「勉強」「食料調達」「自由行動」「休息」のスケジュールを組み立てていく。食料が尽きると料理ができなくなり、体調を崩すと学力が下がってしまうなど、バランスの取れたスケジュール管理が求められる。

また、料理の内容や出来栄えによってパラメータが回復するなど、細かな要素も用意されている。これらのシステムを通じて、五つ子たちとの様々なイベントを楽しむことができるのだ。

豊富なルートとエンディング

本作では7種類のキャラクタールートと14種類ものエンディングが用意されている。育成シーンの最終日に行われる総合テストの結果によって、進むことのできるルートが決定。どの五つ子と親密になるか、あるいは全員と仲良くなるかは、プレイヤーの選択次第だ。

豪華声優陣によるフルボイス

上杉風太郎(CV.松岡禎丞)、中野一花(CV.花澤香菜)、中野二乃(CV.竹達彩奈)、中野三玖(CV.伊藤美来)、中野四葉(CV.佐倉綾音)、中野五月(CV.水瀬いのり)、上杉らいは(CV.高森奈津美)という豪華声優陣によるフルボイスも本作の魅力。キャラクターたちの個性豊かな演技が、物語をより一層盛り上げている。

編集部員Impression

「『五等分の花嫁』のファンとして、完全オリジナルストーリーで描かれる本作に大きな期待を抱いていましたが、プレイしてみると予想以上に楽しめる内容でした。特に印象的だったのは、無人島という非日常的な環境下での五つ子たちとの交流です。それぞれのキャラクターの個性がより際立って感じられ、新たな一面を発見できる喜びがありました。

スケジュール管理システムは、一見シンプルですが奥が深く、どのようにバランスを取るかで物語の展開が大きく変わってくるのが面白いポイントです。五つ子たちの学力を上げつつ、食料調達や休息のバランスを取るのは意外と難しく、何度もプレイしたくなる中毒性がありました。

豊富なルートとエンディングも魅力的で、どの五つ子と親密になるか、あるいは全員と仲良くなるかを選べるのは、ファンにとっては嬉しい要素です。特に、普段あまり焦点が当たらないキャラクターのルートも充実しているのが良かったです。

豪華声優陣によるフルボイスも素晴らしく、キャラクターたちの感情がより深く伝わってきます。多数の描き下ろしイラストやイベントCGも見応え十分で、目でも耳でも「五等分の花嫁」の世界観を存分に楽しめました。

ただ、一部のレビューで指摘されているように、プレイヤーが風太郎になりきれない感覚を覚える場面もあります。これは好みが分かれるポイントかもしれません。

それでも、『五等分の花嫁』のファンにとっては、アニメや原作では体験できなかった物語を楽しめる貴重な作品だと思います。無人島という特殊な環境下で、五つ子たちとの絆を深めていく過程は、新鮮で魅力的でした。夏の思い出作りを通じて、改めて「五等分の花嫁」の魅力に浸れる本作を、ファンの方々にぜひおすすめしたいです!」