【トロピコ6 Nintendo Switchエディション レビュー】カリブ海の独裁者になって楽しむ箱庭シミュレーション!

トロピコ6 Nintendo Switchエディション レビュー

商品情報:

  • 商品名: トロピコ6 Nintendo Switchエディション
  • キャッチコピー: あなたの手で理想の独裁国家を築け!
  • カテゴリ: Nintendo Switchゲームソフト
  • 販売元: Kalypso Media
  • 価格: 5,145円(記事制作時点での価格)
  • 発売日: 2021年4月22日
  • 商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B08WZY3Y73

カリブ海の島国を自由に運営できる、大人気シミュレーションゲームがSwitchに登場!

トロピコ6 Nintendo Switchエディションは、カリブ海に浮かぶ架空の島国「トロピコ」の指導者「プレジデンテ」となって国家運営を行う、箱庭型シミュレーションゲームだ。プレイヤーは街づくりから外交、経済運営まで、国家運営のあらゆる側面を担当。どのような国家を築くかは、すべてプレイヤー次第という自由度の高さが魅力となっている。

本作の特徴

  1. 140種類以上の建築物で自由な街づくり
  2. 植民地時代から現代まで4つの時代設定
  3. 世界各地のランドマークを「強奪」できるユニークな要素
  4. 民主的な運営から独裁まで、多様な統治スタイルを選択可能
  5. Switch向けに最適化された操作性とグラフィック

自由度の高い国家運営

トロピコ6の最大の魅力は、その自由度の高さだ。140種類以上ある建築物を駆使して、プレイヤーの思い描く理想の街を作ることができる。さらに、経済政策や外交、軍事など、様々な側面から国家運営を行うことができ、プレイヤーの意思が直接的に国の形に反映される。

民主的な指導者として国民の声に耳を傾けるのも良し、強権的な独裁者として恐怖政治を敷くのも良し。どのような国家を作るかは、すべてプレイヤー次第だ。

4つの時代設定で長期的な国家運営を体験

本作では、植民地時代・世界大戦時代・冷戦時代・現代の4つの時代設定が用意されている。各時代特有の課題や技術、建築物が登場し、時代とともに変化していく国家運営の難しさと面白さを体験できる。

特に、現代に近づくにつれて選択肢が増え、より高度な国家運営が求められるようになる点は、ゲームの奥深さを増している。

ユニークな「ランドマーク強奪」システム

トロピコ6の面白い要素の一つが、世界各地のランドマークを「強奪」して自国に建設できる点だ。エッフェル塔や自由の女神など、有名な建造物を自国に設置することで、観光業の発展や国民の満足度向上など、様々な効果が得られる。

この要素により、単なる街づくりゲームを超えた、独特の面白さが生まれている。

編集部員Impression

「トロピコ6をプレイして、まず驚いたのはその自由度の高さです。街づくりから外交、経済運営まで、すべてを自分の思い通りにできる感覚は、他のシミュレーションゲームではなかなか味わえないものでした。

特に印象的だったのは、民主的な運営と独裁的な運営の両極端なスタイルを試せる点です。最初は国民の声を聞く良い指導者を目指していたのですが、途中から「ちょっと独裁者になってみようかな」と思い立ち、プレイスタイルを180度変えてみました。すると、ゲームの雰囲気が全く変わり、まるで別のゲームをプレイしているような新鮮さを感じました。

ランドマーク強奪システムも面白かったです。エッフェル塔を自分の島に建てた時は、思わず笑ってしまいました。ちょっとふざけた要素ですが、これがゲームに独特の魅力を加えていると感じました。

ただ、Switch版ならではの問題点もありました。グラフィックは他のプラットフォームと比べると明らかに簡略化されており、建物の細かい動きなどが省略されている印象です。また、島の規模が大きくなると処理落ちやフリーズが発生することもあり、そこは少し残念でした。

それでも、電車の中や寝る前のちょっとした時間に国家運営ができるのは、Switch版ならではの魅力。細かい部分には目をつぶれば、十分に楽しめる作品だと思います。

街づくりや国家運営シミュレーションが好きな方はもちろん、ちょっと変わったゲーム体験を求めている方にもおすすめできる一本です。独裁者になった気分で現実逃避するのも、案外楽しいものですよ!」