【ペーパーマリオ オリガミキング レビュー】紙の世界が織りなす、新感覚アクションアドベンチャー

ペーパーマリオ オリガミキング レビュー

商品名: ペーパーマリオ オリガミキング
キャッチコピー: 紙の世界が織りなす、新感覚アクションアドベンチャー
カテゴリ: ゲームソフト
販売元: 任天堂
価格: 5,182円(記事制作時点での価格)
発売日: 2020年7月17日
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B088NZPL9Z

人気シリーズ最新作が贈る、ペラペラな世界での冒険。オリガミの脅威に立ち向かうマリオの新たな物語が展開する。

商品の特徴:

  • ペーパークラフトのような世界観で描かれる広大なマップ
  • 「カミの手」を使った新しい謎解き要素
  • 「パズル×アクション」の新バトルシステム
  • オリガミの野望に立ち向かう、独特のストーリー展開
  • 個性豊かなキャラクターたちとの交流
  • 全年齢対象の親しみやすいゲーム性

ペーパークラフトの世界を冒険

「ペーパーマリオ オリガミキング」の最大の魅力は、その独特な世界観です。全てが紙で作られたかのような世界を、ペラペラなマリオが冒険します。美しいグラフィックで描かれた紙の世界は、プレイヤーを独特の雰囲気に引き込みます。広大なマップには様々な仕掛けが施されており、探索の楽しさを存分に味わえます。

新しい謎解きと戦闘システム

本作では「カミの手」という新要素が導入されています。この能力を使って、長く伸ばしたり、つかんだり、たたいたりして謎を解いていきます。また、戦闘システムも一新され、「パズル×アクション」の新たな形式となりました。360度をぐるりと取り囲む敵を、回して、そろえて、一気に倒すという独特の戦い方は、新鮮な体験を提供してくれます。

オリガミの野望に立ち向かう物語

ストーリーは、オリガミの「オリー王」が世界を支配しようとする野望に立ち向かうというものです。マリオはオリー王の妹「オリビア」と共に世界を駆け巡り、時にはクッパ軍団とも協力しながら冒険を進めていきます。シリーズお馴染みのキャラクターたちとの交流や、思わぬ協力関係の構築など、ストーリー面でも楽しめる要素が満載です。

親しみやすいゲーム性

全年齢対象のゲームとして設計されており、子供から大人まで幅広い層が楽しめる内容となっています。操作性も比較的シンプルで、アクションゲームが苦手な人でも楽しめるよう配慮されています。一方で、謎解きや戦闘には適度な難しさがあり、やりごたえのある内容となっています。

編集部員Impression

「『ペーパーマリオ オリガミキング』は、シリーズの魅力を継承しつつ、新たな要素を加えることで、新鮮な体験を提供してくれる作品だと感じました。特に印象的だったのは、その独特な世界観です。全てが紙で作られているかのような視覚効果は、見ているだけで楽しく、探索意欲をかきたてられます。

新しく導入された「カミの手」システムは、謎解きに新たな層を加えており、プレイヤーの創造性を刺激してくれます。また、戦闘システムの変更も大きな特徴です。パズル要素を取り入れたこの新システムは、従来のRPG的な戦闘とは一線を画すもので、新鮮さと戦略性を同時に感じられました。

ストーリー面では、オリガミの野望という独特の設定が面白く、シリーズお馴染みのキャラクターたちとの予想外の協力関係なども楽しめます。ただし、RPG要素が薄れている点は、シリーズファンには物足りなさを感じさせるかもしれません。

グラフィックの美しさも特筆すべき点です。紙の質感や折り目の表現など、細部まで丁寧に作り込まれており、ペーパークラフトの世界に入り込んだような没入感があります。

全体として、『ペーパーマリオ オリガミキング』は、シリーズの新たな方向性を示す意欲作だと言えるでしょう。従来のファンには少し物足りなさを感じさせる部分もあるかもしれませんが、新規プレイヤーや子供たちにとっては、非常に魅力的な一本となっています。独特の世界観と新しいゲームシステムを楽しみたい方、そして家族で一緒に遊べるゲームを探している方におすすめです。」