【英雄伝説 零の軌跡:改_レビュー】クロスベルの物語、Switch版で蘇る!

英雄伝説 零の軌跡:改_レビュー

商品情報

  • 商品名: 英雄伝説 零の軌跡:改
  • キャッチコピー: クロスベルの物語、Switch版で蘇る!
  • カテゴリ: ゲームソフト
  • 販売元: 日本一ソフトウェア
  • 価格: 3,582円(記事制作時点での価格)
  • 発売日: 発売中
  • 商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B0C36KHZF7/

導入文

累計700万本以上の販売を誇る人気RPG「軌跡」シリーズの名作が、Nintendo Switchで蘇る! 光と闇が交錯する大都市クロスベルを舞台に、新米捜査官ロイドと仲間たちの活躍を描く『英雄伝説 零の軌跡:改』。圧倒的な世界観と緻密なストーリーが、さらなる進化を遂げて登場だ!

商品の特徴

  • 「軌跡」シリーズの人気作がNintendo Switchで登場
  • 大都市クロスベルを舞台にした壮大なストーリー
  • フルボイス化による豊かな演出
  • 高画質化・高音質化によるグラフィックとサウンドの向上
  • 「高速スキップモード」や「演出スキップ機能」搭載で快適プレイ
  • 個性豊かなキャラクターたちとの交流
  • 奥深い戦闘システムと成長要素

本文

魔都クロスベルで繰り広げられる、若者たちの物語

『英雄伝説 零の軌跡:改』は、光と闇が混在する大都市クロスベルを舞台にしたRPGだ。プレイヤーは新米捜査官のロイド・バニングスとなり、特務支援課の仲間たちと共に、都市に潜む謎や陰謀に立ち向かっていく。

本作の最大の魅力は、緻密に描かれた世界観とストーリーだ。クロスベルという一つの都市を舞台に、政治、経済、市民生活など、様々な側面から物語が展開される。プレイヤーは捜査を進めながら、徐々に明らかになる都市の真の姿に引き込まれていくだろう。

進化を遂げた「改」版の魅力

今回のNintendo Switch版は、2020年にPlayStation 4で発売された「改」版をベースにしている。オリジナル版からの主な改善点は以下の通りだ。

  1. フルボイス化:メインストーリーはもちろん、サブイベントまでフルボイス化。豪華声優陣の演技により、物語がより一層深みを増している。
  2. グラフィック・サウンドの向上:高解像度化されたグラフィックと高音質化されたBGMにより、クロスベルの街並みや壮大な音楽がより美しく楽しめるようになった。
  3. 快適性の向上:「高速スキップモード」や「演出スキップ機能」の搭載により、テンポよくゲームを進められるようになった。特に、二周目以降のプレイや、サブクエスト攻略時に重宝する機能だ。

奥深い戦闘システムと成長要素

本作の戦闘システムは、コマンド選択式のターン制バトル。「クラフト」や「アーツ」といった特殊技を駆使しながら、戦略的な戦いを展開できる。また、武器や「クォーツ」と呼ばれるアイテムをカスタマイズすることで、キャラクターを自由に育成できるのも魅力だ。

さらに、本編の合間に楽しめる様々なミニゲームや、豊富なサブクエストも用意されている。メインストーリーを追うだけでなく、クロスベルの街を自由に探索し、市民たちとの交流を深めていくのも本作の醍醐味と言えるだろう。

編集部員Impression

「『英雄伝説 零の軌跡:改』は、まさにRPGの醍醐味を存分に味わえる作品です。特に印象的だったのは、クロスベルという都市の描写の緻密さです。街を歩いているだけで、その歴史や文化、市民の生活が伝わってくるような、そんな没入感がありました。

ストーリーも非常に魅力的で、主人公ロイドたち特務支援課のメンバーの成長を追いかけながら、クロスベルを取り巻く大きな陰謀に迫っていく展開に引き込まれました。キャラクター同士の掛け合いも秀逸で、特にフルボイス化により、より生き生きとしたやり取りを楽しめるようになりました。

戦闘システムも奥が深く、「クラフト」や「アーツ」を使いこなすのが非常に楽しかったです。敵の特性を見極めながら、パーティーの編成や装備を工夫する過程も、RPG好きにはたまらないものがありました。

一方で、ストーリーのテンポがやや緩慢に感じる場面もありました。しかし、「高速スキップモード」のおかげで、二周目以降はテンポよく進められそうです。

総プレイ時間は約50時間でしたが、サブクエストやミニゲームを全てクリアしようとすると、さらに長く楽しめると思います。RPGファンはもちろん、深みのあるストーリーや世界観を楽しみたい方にもおすすめできる一作です。」(ゲーム担当 M)