【レゴシティアンダーカバーレビュー】ブロックの世界で繰り広げられる爽快アクション

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導入文

かつてWii U専用ソフトとして人気を博した「レゴシティアンダーカバー」が、待望のマルチプレイ対応となってNintendo Switchに登場。警察官チェイス・マケインとなって犯罪者を追う、オープンワールドのレゴシティを舞台にした冒険が今始まる。

「レゴシティアンダーカバー」の最大の魅力は、20以上の個性豊かな地域で構成される広大なオープンワールドだ。プレイヤーは警察官チェイス・マケインとなって、この巨大なレゴシティを自由に探索できる。街中には隠されたアイテムや秘密の場所が数多く存在し、探索欲を掻き立てる仕掛けが満載だ。

Nintendo Switch版の目玉は、待望の2人同時プレイ対応だ。友達や家族と一緒に画面を分割して遊べるため、協力してミッションをクリアしたり、かくれんぼなどの自由な遊びを楽しんだりと、遊びの幅が大きく広がっている。

本作には100種類以上の乗り物が登場する。スポーツカーやバイクはもちろん、ヘリコプターや船まで、街中のあらゆる乗り物を操縦できる。さらに、ゲームを進めることで300種類以上のキャラクターがアンロックされ、それぞれ個性豊かな特徴を持っている。

主人公チェイス・マケインの特技は変装だ。複数の変装スキルを使い分けることで、通常の警察官では立ち入れない場所に潜入したり、特殊な能力を使って捜査を進めたりできる。この変装システムにより、プレイヤーは様々な角度から事件に挑むことができる。

バトルシステムは簡単操作ながら爽快感あふれるものとなっている。敵との格闘はもちろん、グラップネルガンや手錠を使った技も駆使できる。レゴブロックならではの破壊と組み立ての要素も加わり、独特の面白さがある。

本作には、映画や音楽へのオマージュ、ミニゲーム、コレクション要素など、豊富なやりこみ要素が用意されている。メインストーリーをクリアした後も、これらのサブコンテンツを楽しむことで長く遊べるのが魅力だ。

「『レゴシティアンダーカバー』は、子供から大人まで幅広い層が楽しめる作品です。特に印象的だったのは、その広大なオープンワールドの自由度。レゴブロックで作られた街を自由に探索する楽しさは格別で、ついつい時間を忘れてプレイしてしまいました。

2人同時プレイ対応になったことで、家族や友人と一緒に遊ぶ楽しさが倍増しています。協力してミッションをクリアしたり、お互いの発見を共有したりと、コミュニケーションツールとしても優秀です。

ストーリーは、80年代の刑事ドラマのパロディ要素が強く、大人が楽しめる内容になっています。子供には少し難しい部分もあるかもしれませんが、ユーモアたっぷりの展開は笑いを誘ってくれます。

一方で、ロード時間が長かったり、時折エラーが発生したりするなど、技術面での不安定さは気になりました。また、操作性に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

それでも、レゴの世界観を生かしたゲームデザインと、豊富なコンテンツ量は魅力的です。特に子供がいる家庭や、レゴファン、オープンワールドゲームが好きな方にはおすすめできる一作だと思います。」