商品名: ワイズマンズワールド リトライ
キャッチコピー: マニアックなRPGの名作がSwitch向けにリマスター！
カテゴリ: ゲームソフト
販売元: シティコネクション
価格: 3,744円（記事制作時点での価格）
発売日: 2024年5月30日発売
商品リンク（アフィリエイトではありません）: https://www.amazon.co.jp/dp/B0CRTT55SS/
目次
2009年の携帯ゲーム機の隠れた名作が、Nintendo Switchで蘇る！
みなさん、「ワイズマンズワールド」というタイトルを覚えていますか？2009年に携帯ゲーム機向けに発売された、マニアックなRPGが、ついにNintendo Switch向けにリマスターされました。今回は、その「ワイズマンズワールド リトライ」をご紹介します！
「ワイズマンズワールド リトライ」の特徴
- 魔法使いとホムンクルスの冒険を描くユニークな世界観
- プレイヤーの行動と選択肢で変化するダンジョンとシナリオ
- 属性とチェインが戦略のカギとなるターン制バトル
- モンスターの力を取り入れて成長するホムンクルス
- キャラクタービジュアルとサウンドのリファイン
- UIの最適化と新機能の追加
- シンプルかつ歯ごたえのある難易度設定
独特の世界観と戦略性の高いバトルシステムが魅力
「ワイズマンズワールド リトライ」の舞台は、外界との交流が絶たれた街「ウィザレスト」。記憶を失った人々が、魔法を武器にダンジョンに挑み続ける100年以上の歴史を持つ世界です。プレイヤーは1人の魔法使いとなり、3体のホムンクルスを従えてこの世界からの脱出を目指します。
ゲームの最大の特徴は、プレイヤーの行動と選択肢によって変化するダンジョンとシナリオ。探索するたびに異なる展開が待っているため、何度でも楽しめる内容となっています。
バトルシステムは、属性とチェインが戦略のカギとなるターン制。水・火・風・土の4属性の相性を考慮しつつ、敵にターンを回さずに味方の攻撃を連続させるチェインを狙うことで、効果的に戦うことができます。
さらに、3体のホムンクルスには「アニマフュージョン」という能力があり、倒したモンスターの魂を取り込んで成長していきます。モンスターの属性・ステータス・スキル・容姿を身に付けることで、自分だけの最強の守護者を作り出すことができるのです。
本作では、オリジナル版の魅力はそのままに、キャラクタービジュアルとサウンドのリファイン、UIの最適化、新機能の追加などが行われています。原作の雰囲気を損なうことなく、現代のゲーム環境に合わせた改善が施されています。
編集部員Impression
「実際にプレイしてみて、まず驚いたのはそのユニークな世界観とゲームシステムです。一見すると王道ファンタジーRPGの雰囲気を持ちながら、記憶を失った人々が魔法で戦う設定や、ホムンクルスを育成するシステムなど、独特の魅力を感じました。
グラフィックは、リマスター版とはいえ、あえてレトロな雰囲気を残している印象です。ドット絵のキャラクターや背景は、90年代のRPGを彷彿とさせる味わい深さがあります。一方で、UIやエフェクトなどは現代的に改善されており、プレイしやすさは格段に向上しています。
ゲームプレイの中核となるバトルシステムは、シンプルでありながら奥が深いです。属性の相性やチェインシステムを考慮しながら戦うため、単純な力押しでは勝てません。戦略を練り、適切なタイミングで行動を選択する必要があり、RPGファンにはたまらない内容だと感じました。
ホムンクルスの育成システムも非常に興味深いです。モンスターの魂を取り込んで成長させていく過程は、まるでモンスター収集型RPGのような楽しさがあります。自分好みのホムンクルスを育てる楽しさは、やり込み要素として十分な魅力があるでしょう。
ただし、いくつか気になる点もありました。まず、ダンジョン内の敵シンボルの多さです。狭い通路に大量の敵がいるため、探索中に頻繁に戦闘が発生します。これは、テンポよく進めたい人にとってはストレスになる可能性があります。
また、難易度のバランスも少し気になりました。序盤から中盤にかけては適度な難しさですが、ボス戦になると急に難易度が上がる印象があります。レベル上げや装備の強化が必要になるため、grinding（経験値稼ぎ）を好まない人には少し厳しいかもしれません。
音楽に関しては、RPGらしい雰囲気のあるBGMが用意されていますが、音量のバランスが少し気になる場面もありました。設定で調整できれば良かったかもしれません。
総じて、「ワイズマンズワールド リトライ」は、オールドスクールRPGの良さを残しつつ、現代的な改善を加えた意欲作だと感じました。特に、90年代から2000年代初頭のRPGに親しんだ人や、独特な世界観とゲームシステムを持つRPGを求めている人にはおすすめできる一本です。ただし、テンポの速いゲームや、最新のグラフィックを求める人には少し物足りないかもしれません。」
