【アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート_レビュー】90年代の美少女麻雀ゲームが蘇る!4作品を1本に凝縮

アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート_レビュー

商品名: アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート
キャッチコピー: 90年代の美少女麻雀ゲームが蘇る!4作品を1本に凝縮
カテゴリ: ゲームソフト
販売元: シティコネクション
価格: 4,718円(記事制作時点での価格)
発売日: 2022年12月8日発売
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B0B761ZYZX/

90年代を席巻した美少女麻雀ゲームの金字塔、ついにNintendo Switchで復活!

みなさん、「アイドル雀士スーチーパイ」というタイトルを覚えていますか?90年代、ゲームセンターや家庭用ゲーム機で大人気を博した美少女麻雀ゲームが、ついにNintendo Switchで蘇ります。今回は、セガサターン版の4作品を1本にまとめた「アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート」をご紹介します!

「アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート」の特徴

  1. セガサターン版4作品を1本に収録
  2. イカサマありの2人打ち麻雀が楽しめる
  3. 豪華声優陣によるキャラクターボイス
  4. 著名クリエイターによるアニメーション演出
  5. アドベンチャーゲームやミニゲームも収録
  6. 最大36人のキャラクターとのフリー対局モード
  7. 巻き戻し機能やクイックセーブ/ロード機能を追加

4つの作品で楽しむ、ドタバタ美少女麻雀の世界

「アイドル雀士スーチーパイ サターントリビュート」に収録されているのは、以下の4作品です:

  1. 『アイドル雀士スーチーパイ Special+Remix』
  2. 『アイドル雀士スーチーパイII』
  3. 『スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア』
  4. 『アイドル雀士スーチーパイ めちゃ限定版』

各作品には、得意技を持つ女の子を選んで麻雀大会に挑戦したり、誘拐事件を解決するために仲間を集めて麻雀勝負をしたりと、様々なストーリーモードが用意されています。また、シリーズ初の恋愛アドベンチャーゲームや、総勢36人のキャラクターとフリー対局ができるモードなど、バラエティ豊かな内容となっています。

ゲームの特徴は、なんといってもイカサマありの2人打ち麻雀。プレイヤーは「正義のヒロイン」を自称する主人公となり、様々な特殊能力を駆使して勝利を目指します。ただし、他のキャラクターからは「いかさま雀士」「いかさま軍団」と呼ばれる始末。このコミカルな設定も、本作の大きな魅力の一つです。

グラフィックは当時のままの解像度ですが、キャラクターの動きは可愛らしく、すぐに慣れるはずです。また、キャラクターデザインは園田健一氏、メインキャラクターボイスはかないみかさんが担当するなど、豪華クリエイター陣による作品であることも見逃せません。

編集部員Impression

「実際にプレイしてみて、まず驚いたのはそのノスタルジックな雰囲気です。90年代のゲームセンターにタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。グラフィックは今の基準からすると粗いですが、それがかえって味わい深く感じられました。

ゲームプレイは、基本的に2人打ち麻雀がメインです。しかし、単なる麻雀ゲームではありません。キャラクターたちの掛け合いや、イカサマ要素、そしてストーリーの展開など、常に画面が賑やかで飽きることがありません。特に、キャラクターたちのわちゃわちゃとした会話は、当時のギャルゲーの雰囲気を存分に味わえて楽しいです。

麻雀のルールに関しては、初心者には少し厳しい面もあります。特に最初の作品では、リーチ後の捨て牌選択に注意が必要です。ただ、2作目以降では改善されており、親切な設計になっています。

今回の移植版では、巻き戻し機能やクイックセーブ/ロード機能が追加されています。これにより、失敗してもすぐにやり直せるので、ストレスなくプレイできるようになりました。

ただし、現代の基準からすると一部の表現には違和感を感じる部分もあります。特に、未成年キャラクターの描写には「謎の光」が追加されるなど、現代的な配慮がなされています。

総じて、90年代の美少女ゲームやギャルゲーに思い入れのある方には、非常におすすめの一本です。当時のゲームに掛けられていた情熱や、賑やかな雰囲気を存分に味わえます。また、麻雀ゲーム自体も十分に楽しめるので、美少女キャラクターと一緒に麻雀を楽しみたい方にもおすすめです。

ただし、最新のグラフィックや演出を期待する方や、純粋な麻雀ゲームを求める方には少し物足りないかもしれません。あくまで、90年代のノスタルジーを楽しむための作品だと割り切ることが大切です。」