【Grim Guardians: Demon Purge レビュー】悪魔ハンター姉妹が魔城と化した学校に挑む!ノスタルジックな2Dアクション

Grim Guardians: Demon Purge レビュー

商品名: Grim Guardians: Demon Purge (グリム・ガーディアンズ デーモンパージ)
キャッチコピー: 悪魔ハンター姉妹が魔城と化した学校に挑む!ノスタルジックな2Dアクション
商品カテゴリ: ゲームソフト
販売元: インティ・クリエイツ
価格: 3,575円(記事制作時点での価格)
発売日: 発売中
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQHPXBF4

悪魔の城と化した学校を、二人の力で取り戻せ!

2Dアクションゲームファンの皆さん、お待たせしました!インティ・クリエイツが送る新作「Grim Guardians: Demon Purge」が、Nintendo Switchに登場です。悪魔の城と化した学校を舞台に、悪魔ハンターの姉妹が繰り広げる横スクロールアクションは、懐かしさと新しさが融合した意欲作となっています。

商品の特徴

  • 性能の異なる二人のキャラクターを使い分ける2D横スクロールアクション
  • ボス悪魔を倒して新たな武器を獲得し、さらなる攻略と探索が可能に
  • 2人同時プレイに対応し、連携アクションを楽しめる
  • プレイヤーが自由に難易度を選択できる「スタイルシステム」搭載
  • 周回プレイで変化するゲームプレイ
  • 主要キャラクターから救助を待つ生徒、悪魔に至るまでフルボイス

懐かしさと新しさが融合した、進化系2Dアクション

個性豊かな姉妹を使い分ける楽しさ

本作の最大の特徴は、遠距離攻撃が得意な姉「神園しのぶ」と近接攻撃が得意な妹「神園真夜」を切り替えながら進むゲームプレイです。それぞれのキャラクターが持つ特徴的な退魔道具(サブウェポン)を駆使し、状況に応じて適切なキャラクターを選択することが攻略の鍵となります。

さらに、姉妹の力を合わせて放つ「滅魔の弾丸」は、ピンチを切り抜ける強力な奥義。また、一方が倒れても他方が救助することで復活させられる「姉妹レスキュー」システムは、ゲームオーバーの緊張感を持ちつつも、挑戦を続けられる絶妙なバランスを実現しています。

探索要素とアクションの融合

ボス悪魔を倒すごとに新たな退魔道具(サブウェポン)を獲得でき、それを使用することで新たなルートの探索が可能になります。隠し要素を発見したり、姉妹を強化するアイテムを入手したりと、探索の楽しさも十分。メトロイドヴァニア的な要素も取り入れつつ、ステージクリア型のゲームデザインとのバランスが取れています。

豪華声優陣によるフルボイス

主要キャラクターはもちろん、救助を待つ生徒や悪魔に至るまで、すべての登場キャラクターがフルボイスで演じられています。上間江望、橋本ちなみをはじめとする豪華声優陣の熱演が、ゲームの世界観をより深く味わわせてくれます。

編集部員Impression

実際にプレイしてみて、まず驚いたのがその懐かしさと新しさの絶妙なバランス。グラフィックや音楽は90年代の名作を彷彿とさせる雰囲気を持ちつつ、現代的なゲームデザインとの融合が見事です。

特に印象的だったのが、二人のキャラクターを切り替えながら進むゲームプレイ。遠距離攻撃と近接攻撃の特性を活かしながら攻略していく楽しさは、単調になりがちな2Dアクションに新たな魅力を加えています。

ボスバトルも非常に良く作り込まれており、パターンを見極めながら攻略していく過程は、昔ながらの良質な2Dアクションゲームを思い起こさせます。

ただし、一部のユーザーからは探索要素の実装に関して意見が分かれているようです。ミニマップがないことや、ステージ間の移動がやや不便という指摘もありました。これらは好みが分かれるポイントかもしれません。

また、難易度設定が自由に選べる「スタイルシステム」は、幅広いプレイヤーに対応できる良いシステムだと感じました。アクションゲームが苦手な方でも、自分に合った難易度で楽しめるのは大きなポイントです。

総合的に見て、「Grim Guardians: Demon Purge」は2Dアクションゲームファンにとって魅力的な一本と言えるでしょう。懐かしさを感じつつも新鮮なゲーム体験を求める方、協力プレイでワイワイ楽しみたい方におすすめの作品です。ただし、探索要素をメインに期待する方には少し物足りなさを感じるかもしれません。