【ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション_レビュー】奇病だらけの病院経営に挑め!

【ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション_レビュー】奇病だらけの病院経営に挑め!

商品名: ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション
キャッチコピー: キミョウキテレツ! チリョウシテミル?
カテゴリ: ゲームソフト
販売元: セガ
価格: 3,282円(記事制作時点での価格)
発売日: 発売中
商品リンク(アフィリエイトではありません): https://www.amazon.co.jp/dp/B0939SCBBH/

導入文

奇妙奇天烈な病気を治療する病院経営シミュレーションゲームが、DLCを全て含んだジャンボエディションとなって登場! 全世界300万人が楽しんだ人気タイトルが、ついに日本語字幕付きで日本上陸。ユーモアたっぷりの病院運営に挑戦だ!

商品の特徴

  • 180種類以上の奇病を治療する病院経営シミュレーション
  • 450種類以上の設備やアイテムでカスタマイズ可能
  • 4つの大型エクスパンションDLCと2つの追加アイテムパックDLCを収録
  • 広大なツーポイント州を舞台に、様々な地域で病院を経営
  • ユーモア溢れる世界観と患者たち
  • 日本語字幕対応で遊びやすい
  • 戦略性の高い経営システム

本文

奇病だらけの病院を経営せよ!

「ツーポイントホスピタル」の最大の魅力は、なんと言ってもその奇抜な世界観だ。患者たちは「頭が電球になる」といった芸術的な症状や、「ミイラ化」などのファンタジックな病気に悩まされている。プレイヤーは、これらの奇病を治療するための特殊な設備や人材を揃え、効率的な病院運営を行っていく。

戦略性の高い経営システム

単に治療設備を並べるだけでなく、待合室や廊下の配置、自販機やカフェの設置など、細かな要素まで考慮した病院設計が求められる。患者とスタッフの満足度を上げながら、効率的な動線を確保し、収益を上げていくのだ。また、新たな治療法や設備の研究開発も重要な要素となっている。

広大な世界で次々と病院を展開

ゲームの舞台となる「ツーポイント州」は、雪国から熱帯の島まで多様な環境が用意されている。各地域には固有の課題があり、それぞれの土地柄に合わせた戦略が必要になる。時には秘密の軍事基設やアミューズメントパークなど、変わった立地での経営も楽しめる。

カスタマイズの自由度が高い

450種類以上の設備やアイテムを使って、自分好みの病院を作り上げることができる。単に機能性だけでなく、装飾品なども充実しているので、見た目にもこだわった病院作りが可能だ。病院の評判を上げることで、新たなアイテムがアンロックされていく。

編集部員Impression

「ツーポイントホスピタル」をプレイして、まず驚いたのはそのユーモアセンスだ。患者の症状や治療法がとにかく奇抜で、見ているだけで思わず笑ってしまう。しかし、そのコミカルな外見とは裏腹に、ゲームシステムはかなりしっかりしている。

経営要素は意外と奥が深く、効率的な病院設計や人員配置、財務管理など、本格的なシミュレーションゲームとしての面白さがある。初めは何をすればいいのか戸惑うかもしれないが、徐々にコツを掴んでいくのが楽しい。

グラフィックスは可愛らしいカートゥーン調で、キャラクターの動きも愛嬌がある。病院内の様子を眺めているだけでも飽きない。

ジャンボエディションとなったことで、膨大なコンテンツ量を楽しめるのも魅力だ。本編だけでもボリューム満点だが、追加のDLCで新たな症状や設備が加わり、さらに遊び込める。

一方で、UIの文字が小さいことや、チュートリアルがやや不親切な点は改善の余地がある。また、院内アナウンスが英語のままなのは少し残念だ。

それでも総合的に見て、独特の世界観と奥深いゲーム性を兼ね備えた秀作と言える。経営シミュレーションが好きな人はもちろん、ユーモアのあるゲームが好きな人にもおすすめだ。一度始めると、気づけば何時間も経っている、そんな中毒性の高さも本作の魅力と言えるだろう。